長年続く不況の影響か、冠婚葬祭の簡略化が進んでいます。

結婚式の方が分かりやすいかもしれませんが、バブル期はドライアイスの煙の中からゴンドラに乗った新郎新婦が現れるような派手婚が主流でしたが、今では家族や親友のみのこじんまりしたレストランウェディングが多くなっています。

同様に、お葬式も本当に親しい人のみ、ないしは家族のみの小さいお葬式が増えているようです。

結婚式は自分たちの式を自分たちで企画しますので、比較的好きにしやすい部分があります。

対してお葬式は生前葬を除けは、自分の式を企画するわけではありません。

なので、「こんなに地味にしては死んだ家族に申し訳ないのではないか。

」という思いがあり、無難に一般的なお葬式を行うケースが多いと聞きます。

しかし本当に、一般的な式でなければ死者に申し訳ないのでしょうか。

これはもう個人の価値観でしかありませんが、顔も知らない喪主の会社関係者が義理で参列するお葬式より、家族葬を希望する人も少なくはないと思います。

人数が少ない分、一人一人がゆっくり故人とのお別れが出来るのが、家族葬のメリットです。

一番良いのは生前にどのような形の式にして欲しいか話し合っておくことですが、突然の別れでそれが叶わなかった場合も、家族や本当に親しかった人のみのお葬式は十分選択肢にいれて構わないと思います。

鹿児島ですと、鮫島商事株式会社が家族葬を低予算で行っているようです。

故人と本当に親しかった人のみの温かい葬儀を提案してくれるようですので、一度相談をしてみてはいかがでしょう。